梅棒 2nd ACT 『ウチの親父が最強 -PARCO Edition-』千秋楽を観てきました

ダンス

ウチの親父が最強 -PARCO Edition- ポスター

2014年4月13日に東京・渋谷のPARCO劇場で上演された 『ウチの親父が最強 -PARCO Edition-』の千秋楽を観てきました。

2014年1月から2月にかけて東京・池袋の東京芸術劇場で16ステージ、大阪・梅田のHEP HALLで7ステージの公演があり、私も東京A・B両キャストの初日大阪の千秋楽を観てきました。

大阪公演の後「再演あってもいいんじゃないかなー?」と個人的に思っていたところ、2月の終わり頃にPARCO劇場での公演が発表され驚いたものです。



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梅棒とは

「踊りは気持ちだ!」をモットーに観る人をとにかく楽しませる事を目的とした男性JAZZダンス集団。ストリートダンス界においてダサいとされていたJ-POPをあえて使用した、笑いあり、感動ありのストーリーを表現するエンターテイメント性の高い作品群で、複数のストリートダンスコンテストで特別賞などを受賞。

梅棒 2ND ACT「ウチの親父が最強」オフィシャルサイトより

梅棒は分かりやすいストーリーと構成、J-POPに乗せたJAZZダンスと演技で喜怒哀楽を表現、笑いと涙と感動の舞台を展開しています。ダンスの公演なのですが演劇的要素もあり、簡単に言うとダンスで演じる演劇、という感じでしょうか。

梅棒の舞台はイベント出演も含め過去に4つの演目を観ていますが、振り切ったJAZZダンスとマンガみたいな笑顔が印象的で、釣られまいと思っていても勢いのあるパフォーマンスで涙腺と腹筋を崩壊させられます。

 

PARCO Editionを振り返る


PARCO劇場は初めて入ったのですが、舞台が大阪の時より広く、セットは大阪のものに東京の舞台にあったシモ手の扉が付きました。席が前から2列目でスピーカーが近かったこともありド迫力のサウンドで舞台を楽しむことができました。

『ウチの親父が最強』は五十嵐家の家族の物語。五十嵐家の成り立ちと降りかかる数々の災難を通して家族愛を描きます。

J-POPの曲、歌詞に乗せた途切れない構成と演出、パワフルかつスピード感あふれるダンスとストーリー展開。

この話を観るのは4回目でストーリーは同じなのにものの見事に涙腺と腹筋持ってかれました。というか今回が一番泣いて笑いました(笑)。そんな 『ウチの親父が最強 -PARCO Edition-』を思いつく範囲で振り返ってみたいと思います。

全体を通してはダンスも演技も各場面の描写もより細かくなりより分かりやすくなった印象です。

父がプロポーズする前に指輪の箱を取り出して覚悟を決める場面、祖父・雲水と犬・アメが戯れる場面、五十嵐家を襲った一文字瀬名が彼女のあられと鉢合わせになった後の苦悩、父がウェディングドレスを持ってくる前に娘・あられの幼少期を思い出す場面。

大阪公演から2ヶ月経って記憶がリセットされてしまっている影響もありますが、東京公演よりも大阪公演よりもさらに輪をかけてブラッシュアップされていたのは間違いないです。

そしてなんといってもキャストが変わったのが大きいです。梅棒のリーダー・今人さんが同日開催のFINAL LEGEND Ⅱの総合演出に携わっているためこの舞台には立ちません。

今人さんが演じていた母役は今回はつるさんが。つるさんの女役を観るのは初めてでしたが、拳銃に勝る魔法の長ネギを手に、出過ぎずいざという時頼りになるちょっとカワイイ感じの母を見事に演じていました。

最近知りましたが、梅棒は常に全員が同じ舞台に立つわけではないんですよね。状況に応じてその場にいるメンバーでクオリティの高いものを作れるのはスゴいと思います。

梅棒メンバーで今回ひときわ目を引いたのは間違いなくしぇーねーさんでしょう。入場時にもらったパンフレットに萬田と並んで千堂という役名で載っていたので「ああ、バーテンダーね。ほかにどこに出るんだろう?」と思っていたらナースかよ!www

さらに受験生、電車で盗撮するカメラ小僧、あと近所の奥さんもだったかな?そして本業(?)のバーテンダーとしてはパンイチで父に迫ったりポールダンスもどきなど東京B公演を思い出させる展開。しぇーねーさんの飛び道具っぷり、破壊力あり過ぎです\(^o^)/

九十九(つくも)の愛人・四葉はダブルキャストで前日はIG(アイジ)さん、千秋楽はsuzuyakaさんでした。東京B公演初日以来のsuzuyakaさんの四葉を観たわけですが、最初の時より四葉になってて、九十九からの電話を受ける時の脚は見事でした。

あとは娘・あられのキャラクター。東京と大阪では全く違うキャラクターだったのですが、今回は大阪で登場した鈍くさいあられの鈍くささをマイルドにした感じでした。今思うと大阪のあられはかなり誇張されてた気がw

マイルドになったとはいえ、瀬名とキスした後ぶっ倒れるなど要所は締めていて観ていて面白かったです。あられで思い出しましたが、幼少期のあられにちょっかいを出す男の子で東京A公演であられの彼氏だった菊池祐太さんが出ていましたね。

 

分かっていても笑いと涙を抑えることができない最強の舞台


大阪公演で一区切りついていたので、今回は思わぬ観劇の機会ということで久しぶりの再会を楽しむ気持ちで観ていました。

前回の記憶が薄れているとはいえ、キャストが変わりまた新しい家族が出来上がり、内容もブラッシュアップされ新鮮な気持ちで観ることができました。

前から2列目で観ていたのもありますが、舞台からほとばしるエネルギーがスゴかったです。汗が飛び散るのも見えましたし。キャストやスタッフの皆さんがこの舞台につぎ込んだ熱意がビシバシ出まくっていてとても感動しました。

今回で『ウチの親父が最強』は終演となりましたが、再演があってもいいなぁと思える素晴らしい作品だと思うので心の片隅でほんのり期待したいと思います。

そして、公式ブログや会場で配られたパンフレットで告知されていますが、既に第3回公演が決定していて2014年11月から2015年1月にかけて東京、大阪、福岡で行われるようです。今から楽しみですね!

 

参考:

 

梅棒 2nd ACT 『ウチの親父が最強』については以下の記事を書いています。

 

 

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Posted by yoichi