そうだ、しまなみ海道でサイクリングしよう2013春 〜 耕三寺で仏教建築とアートを鑑賞! — 大理石彫刻が織りなす別世界・未来心の丘

しまなみ海道

耕三寺本堂

2013年4月9日、尾道からしまなみ海道へサイクリングに出かけました。耕三寺(こうさんじ)で壮麗な堂塔の数々を見て回りつつ本堂までやってきました。本堂の裏にある道を上って未来心の丘(みらいしんのおか)へ行ってみます。



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真っ白な大理石の別世界へ

そよ風の路

未来心の丘に入ってまず迎えてくれるのがそよ風の路。一面大理石の白い世界。耕三寺の派手な堂塔が立ち並ぶ境内から別世界に迷い込んだ感じがします。

未来心の丘は広島県出身の彫刻家・杭谷一東(くえたにいっとう)氏が制作したもので、ここで使われている大理石は杭谷氏がアトリエを構えるイタリアのカッラーラから運んできたものだそうです。

 

天猫

道を歩いていると所々に大きくて白い大理石の彫刻があります。こちらは天猫という作品。真ん中あたりに猫っぽいのがいます。

 

未来からの炎

未来からの炎。大きな大理石を自在に彫刻にすることができるのがすごいです。

 

未来心の丘 大理石彫刻

未来からの炎を横から。また違った趣があります。それにしてもなんか日本じゃないみたいな風景・・・

 

二鬼の庭

ここは二鬼の庭。そこにいるのは鬼・・・?奥に見えるベンチやテーブルも大理石ですね。

 

日本にいることを忘れるような未来心の丘の最奥へ

未来心の丘

こうして見ると上の方は丘自体が大理石のように見えます。

 

カフェ・クオーレ

上の方に行くとオサレなカフェまであってもはやここがどこだか分からなくなってきます。

 

未来心の丘からの眺め

高いところなので眺めは良いです。だいぶ散ってますが桜も綺麗。

 

風の四季

風の四季。それぞれの作品とその配置は仏教の十二天(東、西、南、北、東北、東南、西北、西南、天、地、日、月)と関係があるそうです。

 

安らぎと力の腰掛け

安らぎと力の腰掛け。『天を護る「梵天」と地を護る「地天」のエネルギー集合点』だそうです。

 

亀玉の舞台

亀玉の舞台。『西方を護る「水天」が乗る大亀』。

 

白獅子の塔

白獅子の塔。「小獅子の滑り台は気を付けて」と書いてあるのですが、本当に滑るので気をつけましょう。

 

光明の塔

光明の塔。未来心の丘の一番高いところにある作品です。『「日天」が放つ光(希望)の塔』。また『西に沈む太陽に合掌』ともあって、確かに合掌しているようにも見えます。青い空に白い大理石が眩しいです。

真っ白な大理石に囲まれるとなんだか不思議な感じで、本当に外国に来たような気がしました。時間の関係で立ち寄りませんでしたがカフェでまったりとした時間を過ごしてみたいですね。

この後は丘を下りて耕三寺の境内めぐりを続けます。

 

参考:

 

しまなみ海道サイクリングについては以下の記事を書いています。

 

耕三寺