ゴントランシェリエ東京（GONTRAN CHERRIER TOKYO） 〜 パリのパン職人さんが開いた渋谷駅前のパン屋＆カフェ
東京・渋谷のパン屋・カフェ「ゴントラン シェリエ 東京（GONTRAN CHERRIER TOKYO）」に行ってきました。渋谷が日本での1号店ですが、新宿、日本橋、仙台にもお店ができましたね。海外ではパリとシンガポールに出店しているそうです。
渋谷駅東口駅前の明治通りと宮益坂の交差点にあるお店。建物もオシャレですが、店内もオシャレな雰囲気。1階がパン屋、2階がカフェ、地下1階にはビストロがあります。
以前、1階にあったイートインスペースは窓際の席を除いて無くなりましたが、2階のカフェでイートイン可能だそうです。イートインスペースがあった場所にはレジが移動していました。
イートインスペースが無くなったことでだいぶ広くなった感じ。パンも取りやすくなり、レジにも並びやすくなりました。
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ゴントラン シェリエ 東京のエレガントなパンたち
気鋭のパン職人さんのパンだけあって他所では見たことのないパンばかり。今回はその中から5つのパンを買ってみました。
まずはカカオジャンジャンブル。ハート型のかわいらしいパン。チョコの香りがとても良いです！ジャンジャンブルとは生姜のことですが、私の感覚では生姜を感じられず・・・^^; たぶん甘みがついて分からなくなってしまっただけだと思います。
バー オ セレアル エ フリュイ。バリバリのフランス語の名前で覚えるのに苦労しましたｗ
ライ麦入りのパンにごま、オーツ麦、ひまわりの種、亜麻仁、レーズンなどが入っています。パンと穀物が香ばしい。そしてパンに練り込まれている赤味噌の塩気と旨みとドライフルーツの甘さとのバランス。滋味溢れ満足感を感じるパンです。
ライ麦パンに赤味噌を付けて食べると美味しいんですけど、こうして洗練された形のパンとして出されるとちょっと感動しますね。
続いてはミニサイズのカレーバゲット。派手なターメリックの色が目を引きます。
断面はこんな感じ。しっかりした噛みごたえとはっきりしたスパイス感。穀物入りのバゲットは香ばしく旨みを感じます。
黒船襲来！？こちらはイカスミバゲットのミニサイズです。
断面・・・見えますかね？
こちらもしっかりした噛みごたえで旨みのあるバゲット。上には黒ごまのようなものがまぶされているのですが、これはブラッククミンというスパイスで噛むとピリッとした刺激のある香りが広がります。
カラフルなバゲットはもう一種類、パプリカのバゲットもありました。
最後はパン オ セレアル。穀物の良い香り。張り詰めた表情がステキなパンです。
断面はこんな感じ。穀物の香ばしさと粉の旨みを感じる味わいのあるパン。
パンを通して世界が見える
どこでも見たことのない新しい美味しいパン。ただ単に美味しいパンというだけでなく様々なアイデアが散りばめられた個性的なパンは芸術的ですらあります。
ライ麦入りのパンに赤味噌を練り込んだり、カラフルなバゲットを作ったり。ブラッククミンなんてスパイスは今回初めて知りました。
ゴントラン シェリエ氏はパン職人、パティシエとして世界各地を旅して経験を積まれたそうで、その中から出てきたアイデアが詰め込まれているんでしょうね。
目で見て香りを感じて食べて味わう。これらが高いレベルで実現できるパンはそうそうありません。まだ会ったことのないパンもあるのでまた買いに行こうと思います。
参考：
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